自由保育
子どもが好きな遊びを十分にする中で、自由な発想で自由に展開していく保育を行っています。
人生の土台となる幼少期に関わる大人や経験が、その先の人生に大きく影響を与えると言われています。子どもを取り巻く環境がとても重要です。与えられたことではなく、子ども自ら遊びを選択し、得意とすることにどんどん挑戦したり、失敗して悔しい思いをしたり、友だちと一緒に過ごす中では意見が合わずケンカしたり、みんなでひとつの物を作り上げる達成感を味わったりなど、色々な経験をしています。
子どもたちは遊びを通して、様々な生きる力をつけていきます。その育ちに寄り添う保育を心がけています。
0.1.2歳児の保育
0,1,2歳児では、主に情緒の安定を心がけています。
あたたかい言葉がけ、目線を合わせて笑いかけるなどの丁寧なスキンシップを通して、信頼関係を築いていきます。保育園が安心できる場所になり、いつも笑顔で見守ってくれる保育者がいることで、子どもたちは気持ちが安定し、のびのびと成長していきます。
保育者やお友だちと遊びを楽しめる、そして少しずつ集団での約束やルールを知っていく経験ができるような保育を行っています。
異年齢保育
3,4,5歳児は異年齢保育を行っています。子どもたちは2つのグループに分かれていますが、一緒に生活を送っています。
異年齢保育では
・年上の子の活動にあこがれて向上心が芽生える
・優しくしてもらうことで、自分よりも年下の子に思いやりの気持ちを持って関わることができるようになる
・年上の子は、年下の子のお世話をすることにより、自覚が芽生え、自信につながる。
・友だちの幅が広がることで、コミュニケーション力が高くなる。
などの良さがあります。
生活の考え方
生活の大きな基盤である食事。
0,1,2歳児では、楽しい雰囲気の中で食事を楽しむ経験を大切にしています。その中で少しずつ自分で食べようとしたり、様々な食材や味に親しみを持ったりして、食事の経験をつんでいきます。また、0歳児から陶器の食器を使用しています。
3,4,5歳児では、食べたい子から準備をして座り、自分で食器を取りに行きます。減らしたいときは保育者に伝え、もっと食べたい時はおかわりを取りに行きます。テーブルごとに今日のメニューと食べ終わり目安の時間を確認してから食べ始めます。「ごちそうさま」の後は自分で食器を片付けています。
食事の際はフルーツまですべて並べ、好きなように食べられるようにしています。お友だちの様子を見たり、保育者と一緒に食べたりする中で、自分の苦手なものにも挑戦してみようという気持ちが生まれ、食べてみようかな、という意欲につながっていきます。
行事
みんなぎの行事は、子ども主体です。
華美な衣装を着ての発表会、泣いている子をかわいいと笑う大人たちが見守る運動会、そういうものはありません。
子どもたちの成長をともに感じられる一日にしたい、本物に触れることで感性を磨く経験をしてほしい、とにかく楽しい一日に。
そんな願いが込められています。
卒園式は、園長先生から一人ひとり保育証書を受け取ることを大切にしています。大きな会場を借りて行うのではなく、自分たちがたくさん遊んだ思い出の園舎で、保育証書を受け取る卒園式は、成長を感じることができる大きな行事の一つです。